〈紹介文〉
本書は、読売新聞が中学校から大学生までの5,000人の10代を対象に実施した「全国青少年意識調査」を分析し、有識者の見解を交えつつ、「平成の子」の素顔に迫ったものです。六つの章で構成されており、それぞれに専門家が今回の調査結果をどう見るか、どのような展望があるのかを、分かりやすく示しています。
調査結果は、全体の数値はもちろん、性別、年代別、学校別、都市の規模別、地域別のデータ、加えて、調査の最後に設けられていた「自由回答」の欄に寄せられた今の10代のさまざまな「本音」も掲載されています。
〈構成〉
第1章「親と子」
分析:落合恵美子(京都大学大学院助教授)
第2章「友だちと学校と先生と」
分析:尾木直樹(教育評論家)
第3章「こころと身体」
分析:大野裕(慶応義塾大学教授)
第4章「日本人としての意識」
分析:宮野勝(中央大学教授)
第5章「日本の未来、自分の将来」
分析:小村智宏(三井物産戦略研究所主任研究員)
第6章「大人社会と子供たち」
分析:浅海伸夫(読売新聞東京本社世論調査部長)
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■若者たちの未来−不安の時代を超えて−
(The World Compass 2003年7-8月号掲載)
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