サイトを立ち上げて、3年目を迎えました。昨年は、約半年に及んだロンドンでの生活で、たいへん貴重な経験ができました。すぐにアウトプットできる「ネタ」については、流通関連が中心でしたが、このサイトの'Views Europe Special'のページや、いくつかの雑誌、機関誌でレポートを発表させていただきました。それはほぼ一段落しましたが、ロンドンでの経験を本当に活かせるのは、むしろこれからだと考えています。というのも、日本の経済や社会のさまざまな問題について調べたり考えたりする際に、以前であればほとんど思い浮かばなかったヨーロッパとの比較という視点が、私の発想のなかに確実に定着したためです。
2003年には、日本経済の再建という視点から、新たに「地方自治」と「教育」の分野に関する調査に取り組んでいくつもりでおります(概要はProject in Progress「日本経済再建プラン」をご参照ください)。そこでも、アメリカに加えて、ヨーロッパ諸国との対照は、重要な切り口になるものと考えています。
このサイトの方も、YahooやMSNのカテゴリーに登録されるなど順調にプレゼンスを上げているようで、多くの方に感想やご意見、ご質問をいただきました。これは私にとって、たいへんな刺激であるとともに、励みになります。ここで改めて御礼申し上げます。アクセスデータをみても、1年目には1日あたり300に達したことのなかったページビューが、2年目の5月には400を超える日が出はじめ、、最大では652にまで達しました。
また、サイト開設2周年を機に、デザインを一新しました。今回のデザインは、webクリエイターのあべあけみさんにお願いしました。いろいろと私のわがままを聞いてもらって、私好みのイメージに仕上げていただきましが、いかがでしょうか。使い勝手の点や、もちろん中身のレポートやエッセイも含めて、ご意見、ご感想をいただければと思います。
ということで、これからも引き続き、よろしくお願いいたします。
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